台東区がやっている産前産後支援ヘルパー「あったかハンド」という制度に申し込んでみましたので、ご紹介します。
台東区の産前産後支援ヘルパー”あったかハンド”とは?
格安で、自宅にヘルパーさんを派遣してくれる制度。
妊産婦や乳児を介助する人がいない家庭向けで、出産・育児の負担軽減を目的としています。
具体的にどんなことができるのか(2021年8月時点)
大きくわけて2つのことを手伝ってもらえます。
①育児補助 … 沐浴、授乳、おむつ交換の補助、上の子の世話など
②家事補助 … 食事の下ごしらえ、選択、掃除、食材などの買い物、健診付き添いなど
有効期間
産前1か月から、子どもが1歳になる前日まで
利用方法
1時間から利用可能ですが、業者によって最低2時間~という指定もあります。
1回あたりの上限は4時間です。
費用
1時間あたり300円
利用の前に申請が必要
この制度を使うには、利用者としての要件を満たしている必要があります。
その上で、事前に台東区に申請が必要です。やり方は以下の通り。
①台東区のウェブサイトをチェック
・自分が利用者になれるかどうか、チェックしてみましょう。
産前に申請を完了したい場合は「ゆりかご・たいとう面接」を受ける必要があります。
私も受けました。
その時のブログはこちら⇒ゆりかご・たいとう面接に行ってきた
・申込方法は、窓口、郵送、インターネットと3通りが選べます。
私はインターネットで申し込みました。あっという間に完了しました。
②約1週間後に、ヘルパー利用券が自宅に届く
自分がやるのは1ステップだけ。とっても簡単です。
利用方法
申請と同様、 台東区のウェブサイトをチェック。
・自宅のエリアに来れる事業者を確認
・事業者がやっている内容、必要時間数などを見て、どこに頼むか決める
・事業者に、自分で直接連絡。予約時に「台東区の産前産後支援を利用」と伝える
・当日、費用と利用券を渡す
私は産後に利用しようと思っています。
実際に利用したら、ブログを更新しますね。
私が利用しようと思ったワケ
きっかけは、順天堂医院の20週の妊婦健診です。
産後の育児体制を、助産師さんから聞かれました。
「親も働いているので里帰り出産の予定はなく、夫婦2人でやります」と答えたところ、育児は人手の確保が肝であり、区のサービスを今のうちに申し込んでおくようアドバイスを受けました。
その時のブログはこちら⇒20週 順天堂医院で検査してきた
ところで、ヘルパーさんを家に招くことに、私はまったく抵抗がありません。
マレーシア駐在時代、不動産会社の手違いで、一人暮らしなのに120㎡、3ベッドルームの部屋に住むことになってしまいました。トイレもシャワールームも2つあります。あまりの広さに「これは自分では手に負えない」と、即座にメイドさんを雇うことに決めました。
彼女は週1回、自宅に来て、床から、お風呂から、キッチンから、2~3時間で部屋をまるごと掃除してくれました。彼女が来る日は、家が見違えてピカピカ。プロの力は積極的に借りるほうが幸せだと体験しました。
帰国してからも、Casyという家事代行サービスを利用しています。
彼女たちにお部屋をお任せしている間、私は仕事をしています。
家をだれかに任せることに後ろめたさを感じる必要はありません。
ハウスキーピングの腕前は、私なんて足元にも及ばない。自分では非効率なことをプロにやってもらえると、気持ちも晴れ晴れ。それを素直に感謝し、喜べばよいと思います。
なにがどうなるか想像できない産後。
助産師さんの言葉を信じて、頼れるものは何でも頼っていこうと思います。
<私が利用した、そのほかの台東区の支援に関するブログはこちら>
台東区のハローベビー学級に参加してきた