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つわりの終わりかけ

14週に入って、突然、朝が楽になった。
これまでは起き抜けに吐き気が襲っていたのに。
吐き気の代わりに「おなかがすいたな」と感じながら起きるなんて、2ヶ月ぶり!

かといって、急に終わるわけではない。
調子に乗って朝いちにペリエをがぶ飲みしたら即座にそれを嘔吐したり、空腹を少しのあいだ放置していたら、あれよあれよという間に吐き気に早変わり。あわや外出先で嘔吐しかけたことも。それだけじゃない。食後は胃もたれと眠気が誘発されて、仕事にならない午後も。要するに、私の場合、つわりは一直線に去るのではなく、乱高下しながら去っていくらしい。無理と過信は禁物。

そんな中での大きな変化は、寝る前にパンを食べずにすむようになってきたこと。
あれほどの苦痛はなかった。
もともと、「ものを食べる行為はすべて心が満たされるものでなくては」という思いも強い。
なのに、デブまっしぐらの夜中という時間帯にパンを一切れ、味わうことなく、吐き気止め代わりにただ飲み込む。これを免除されただけで、気持ちとしては、大きな、大きな一歩だった。

つわりの終わりかけとなった14週時点では、胃袋のサイズは復活していない。
なんせこれまで2ヶ月間ものあいだ1日6食、空腹にならないよう、それでいて満腹にならないように小分けに食べ続けたわけで、そうかんたんに胃袋は戻ってこない。でも終わりが見えてきたんだから、これまでの「ちょこちょこ食べ」を絶ち、なるべく一日3食のリズムを取り戻そうと努めよう。

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この記事を書いた人

1982年生まれ、A型。会社員。2014年よりドイツに3年半、マレーシアに2年半、駐在員として海外で働く。2020年10月、コロナ禍の中、本帰国。現在はドイツ人の夫、2021年生まれの娘と、都内で三人暮らし。
趣味は朝ヨガ。好きな食べ物はダークチョコレート。

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