今回は、妊娠初期に食べられなくなったものをまとめていきます。
私の場合は、昨日まで食べられたのに今日突然食べられなくなったり、この数日間気に入って食べていたのに数日後にはまったく関心がなくなったりしていました。まるで、もう一人のわがままな自分に振り回されているよう。また、食べられなくなったものが、逆に食べられるようになるということはなかったため、週数が進むほど食べ物の選択肢が減り、本来、日に3度の楽しみであり刺激であるはずの食事がつらくなっていきました。
では具体的に食べられなくなったものをご紹介。
クリームチーズ
妊娠前は毎朝、ライ麦パンにクリームチーズとカシスジャムを塗っていたのですが、5、6週目ごろから、クリームチーズが急に脂っぽく感じるように。以来、14週目の今も食べていません。
カレー
家の近所にはカレー屋さんが多く、それらの前を歩くと「う~っ」と苦しくなるように。7、8週目くらいからでしたね。在宅勤務のランチ用に、レトルトカレーの買い置きがまあまああるのですが、手つかずのまま今も放置。
ごま油
10週ごろから苦手になりました。チャーハンと、ごま油であえた温野菜を作ってみて、どうも気分が悪い。そのときは気づかなかったのですが、翌日、残った料理を一口食べてみて「う~っ」と。ごまも苦手になりました。結果、中華料理や炒め物が疎遠に。あんまんも、ごまの香りづけがされていてダメ。スーパーで買った担々麵味のスープ春雨にもゴマがたっぷり入っていてアウト。サラダにかけるゴマドレッシングとも、しばしお別れ。
だしの香り
11週から、突然だしの香りが苦手に。近所の蕎麦屋に食べに行って、わかりました。普段おいしいはずのお蕎麦のつゆと、その後味が、気持ち悪い。これを自覚したときは、少々絶望的な気分になりました。ほとんどの和食が苦手になったことを意味するからです。
ごはん
同時期に、白米の匂いと、糊っぽい後味が苦手に。これを失ったら、私はもうどうしたらいいんだ。
何を食べてもおいしくない。吐き気を抑えるためだけに、胃の中にパンを入れておく。つわりの症状だけでもつらいのに、食べられるものがどんどん減り、食事が単調になっていく。そんな日々に心が折れ、夫に泣き言を言っては、励ましてもらっていました。
そんな私が、いったい何を食べて過ごしたのか。
妊娠初期にこれを食べて乗りきった
味つけは、塩、チーズ、バター、マヨネーズ。
食材は、ほぼ野菜。2~3月だったので冬と春の野菜がおいしい時期でした。
・温野菜サラダ
好きな野菜を切って、レンジかオーブンで加熱。最後に塩を振るか、チーズをのせて焼く。
・きのこのポタージュ
好きなきのこを何でもたくさん買ってきて、少量の水をともに小さくなるまで炒める。牛乳を入れ粗熱をとる。ブレンダーで細かくしたら生クリームを加えて再度加熱、最後に塩で味をととのえる。
・ポテトサラダ
・たまごサンド、ツナサンド
・しそとしらすのパスタ
・具沢山の野菜スープ
キャベツやにんじんなど好きな野菜を大量に。コンソメの代わりに、だしはマッシュルームと、飴色玉ねぎで。
・サラダ
レタス、アボカド、プチトマトなどのサラダの上に、きのこのソテーと目玉焼きをオン。
・チーズトースト
つわりや体調の問題だけでなく、食事に楽しみが見いだせなくなると、キッチンにも立ちたくなくなるようで、ごらんのようにシンプルな料理ばかり。夫も一緒にやせていきました(笑)。
しかし反動でKFCが食べたくなることもあり、Uber Eatsにも何度か頼りました。無理な時は、冷凍食品でも、宅配でも、潔く頼っちゃいましょう。終わりはいつか来ると信じて。