私たちの出産費用

妊娠、出産にあたって避けて通れないのがお金の話。どのみち払うことにはなるものの、出産前に実際のところを知っておきたいですよね。私もその一人でしたが、当時はなかなか知りたい情報にたどりつけませんでした。そこで今回は、妊婦健診と出産で実際にかかった費用を公開します。具体的に示しているので、ご参考になれば幸いです。

私の場合
・出産まで、母子ともに健康面で問題なし。妊娠後期、貧血対策で鉄剤を処方された程度。
・産院への入院は、金、土、日、月（祝）、火の５日間。
・分娩は、経膣＆無痛分娩。帝王切開、吸引分娩、鉗子分娩はなし。
・入院時は、差額ベッド代なしの部屋を選択。

そしてこちらが費用一覧です。

※妊婦健診の費用＝公費の補助で受けられる受診券を使ったあとの金額。
※出産費用＝出産育児一時金（42万円）を差し引いたあとの金額。タオル・パジャマのレンタル代（2,024円）はここに含めました。
※「子の入院費用」とは生まれてから退院までの、子にかかる費用です。病気をしたわけではありません。

85万円。これに加えて交通費などが加わってくるわけで、振り返ってもなかなかの大金でした。
以下、補足です。

出生前診断
高齢出産ということで医師の案内もあり、私たち夫婦は受けることにしました。21・18・13番染色体の異常さえわかればよかったので、ヒロクリニックのミニマムプランを選択しました。

健診　三ノ輪紀レディースクリニック
妊娠確認　7,000円
順天堂への紹介状作成　4,000円
健診1～10回目　計70,120円
コロナ禍で家族が同伴できなかった代わりに、毎回エコーなどを自分の携帯で録画させてもらえたクリニックでした。また、おなかの赤ちゃんの様子を、5～10分ほどじっくりと時間をかけて、3D・4Dで見せてもらえました。鼻や指などまで鮮明に見えるので、毎回とても楽しみでした。
なおこちらのクリニックでは、妊娠確認の受診の際、妊婦健診でかかる全費用の目安を、紙でいただくことができました。

順天堂医院
健診11～14回目　計13,100円
紀レディースクリニックのようにはゆっくりと鮮明な動画を楽しめることはありませんでしたが、思ったより良心的な健診費用だと思っていました。一方、分娩・入院費用は、表のとおりで、友人の間でも私の出産費用がもっとも高額でした。それでも、自分としては最高の経験となったのでヨシとしています。（順天堂医院を選んだ理由についてはこちら⇒初・順天堂医院産科へ）

まとめ：出産は命がけ。加えて高額
実際に産んでみると、出産にこれだけの費用がかかるということを身をもって知り、なるほどこれはお金がないと、安心して子どもを産めないなと思いました。せめて妊婦健診は無料にしてもらえたら助かります。

これから妊娠・出産を控えていて、費用が気になっている方もいらっしゃることと思います。ご参考になれば幸いです。