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海外駐在中に考えていた、帰国したらやりたいこと5選

ドイツ3年半、マレーシア2年半。
海外だからできることもある一方、日本にいるほうが簡単なことも多々ある。
6年の海外生活を送るうちに、東京に帰ったらあれをしたい、これをしたい、という夢が膨らんできた。
期間が決まっている環境では、人間、全力でやりたいことをできる。
海外生活で維持してきたそのエネルギーを日本でも忘れずに持ち続けたい。
ということで、駐在中に温めていたマイリストを、自分への決意表明を兼ねてご紹介します。
日本滞在5年と勝手に考えており、2025年までにやることリストです。

資産運用
 海外駐在員を数年やると、よほど浪費しない限り貯金は増える。
 私は旅行と外食にはまあまあお金は使いました。そして欧州ではトッズの靴に浪費をしたけれど、それでも貯金は増えた。給与は現地通貨と日本円の両方で振り込まれ、日本の口座は、一時帰国での爆買い以外、日常的に手をつけることはなかった。せっかくまとまった貯金ができたなら、帰国したら資産運用をしてみたいと思っていました。

 ・資産運用やお金に関する本を数冊読む
 ・証券口座を開設する
 ・投資の目的を明確にして、ポートフォリオを組む
 ・半年分の生活費を残して、投資を始めてみる

②読書・知識習得
 駐在員になると、国内にいた頃よりも仕事の幅が広がる。一方で、自分の知りたいことをすぐに教えてくれる上司・先輩が周りにいないこともある。
 私の場合、マレーシアでの社内の駐在員は、日本人の社長兼工場長が一人、そして私の2名のみ。加えてプライベートの人脈でも、似たような役職の日本人はなかなかおらず、気軽に相談できる人がいない環境でした。しかしそんなことはおかまいなしに、現地社員や現地のお客様から多種多様な課題が次々と持ち込まれる。解決には、その時々で、営業、マーケティング、品質管理、貿易、会計、IT、いろんな知識が必要になる。
 もちろん現地社員や、近隣の姉妹会社の駐在員にいろいろ教えてもらったけれど、体系的に勉強したい。だから帰国したらいろいろな書籍や雑誌を読みたいと思いました。

 ・簿記3級を学ぶ
 ・月に1冊、本を読む
 ・ブログを始める
 ・語学力向上のために日課を作る(英語、ドイツ語)

③美食
 海外での生活スタイルはみんなそれぞれ。海外でも毎晩和食という方もいらっしゃる。
 私はといえば、海外で和食を食べることはあまりなかった。ドイツでは、地元のパン屋に並び、ドイツ料理屋に入り、マレーシアにいれば1食200円の屋台や地元民に人気のカフェ、中華レストランに通った。和食は、月に1回も行かなかったかなあ。理由は、味と値段のバランスがおかしいから。あたりまえだけど、高い。かつ、どこかローカライズされていたり、味や素材に満足できなかったりする。日本食不足で病みそうな時はそれでも十分救われるのだけど、そうでもないなら、土地のものを食べて新しい味覚に感動するのも悪くない。(まあ、ケチと言われればそれまでなんだけど。)おかげさまで、それぞれの街で思い出の店がいくつかできた。要は、その土地のものをそこで食べるのが最高ということ。だから帰国したら、今度は日本で、日本のおいしいものを食べたい。
 食べたいものはいくらでもある。和牛、寿司、蕎麦、天ぷら、うなぎといったメジャーどころはもちろん、シンプルな焼魚や煮魚の定食、スーパーで買える佃煮、豆腐、いろんな味噌、さつま揚げなんかもリスト入り。

 ・週末は夫といろいろな街を散歩し、休憩がてら外食する
 ・平日はスーパーで旬のものやセール品を楽しむ

④国内旅行
 海外に出る前の私は、休暇といえば日本から欧州に飛んだ。飛行機で13時間とか、そういうのを休暇であり旅だと思っていた。一方で、ドイツ駐在中は、国内か近隣諸国を旅行した。マレーシアしかり。出張の多い役割だったせいか、飛行機がいつのまにか特別な時間ではなくなってしまったこと、それに数年後にはまたどこにいるかわからない立場だったことも十分関係あると思う。飛行機代に十何万円も払って時差のある場所で疲れるより、雰囲気の違いを楽しめる近場でのんびりするほうが貴重と考えるようになってきた。(まあ、ケチと言われればそれまでなんだけど。)そして振り返れば私は、行ったことのない県しかないというほど日本を全然堪能しないまま、海外に出てきてしまった。ノルウェーはフィヨルドが有名で、行ってみて確かにきれいだった。けれど同時に、日本にもまったく引けをとらない絶景がたくさんあると強く思った。だから帰国したら、美しい日本をたくさん見たい。

⑤好きなものに囲まれた、ていねいな暮らし
 海外駐在中は、ドイツもマレーシアも、会社のルールにより、家具つき物件に住んだ。生活スタートには便利だし出費が少なくてとても助かった反面、好きでない家具、家電によるプチストレスはあった。「どうせ数年」と自分の城作りは割りきっての暮らしだった。自宅がなによりくつろげる場所であるべきなのに。だから日本に帰ったら、好きなものを買って、好きなところにモノを置きたい。

 ・観葉植物、ローズマリー、大葉を育てる
 ・好きな椅子を買う
 ・使わなくなったものをメルカリに出して、所有物をスッキリさせる

以上、帰国したらやりたいこと5選でした。
やりながら、半年に1回程度、やることリストを見直していこうと思います。

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この記事を書いた人

1982年生まれ、A型。会社員。2014年よりドイツに3年半、マレーシアに2年半、駐在員として海外で働く。2020年10月、コロナ禍の中、本帰国。現在はドイツ人の夫、2021年生まれの娘と、都内で三人暮らし。
趣味は朝ヨガ。好きな食べ物はダークチョコレート。

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