先週、出産予定日の6週間前を迎えました。
6週間前といえば、そう、産休を取ることができます。
ただし義務ではありません。
義務でないなら、産休、とるかとらないか。
自分のスタイルに合わせて、考えてよいということですね。
幸い母子ともに健康な私にとって産休は、会社がくれる産前最後のバカンスという感覚。とはいえ体は既に重く、新型コロナはますます危機的状況。実際は、気軽に旅行や外食に出かけられるわけでもない。
私のまわりの同僚たちは、規定通りに6週間前から産休に入っていました。
中には、あまった有休を加えて6週間以上にする人もいました。
彼女たちの思いは以下のようなものでした。
・給料並みに保険が下りるので、早く休みに入りたい
・出産前の最後の自分の時間を楽しみたい
それで、私はどうしたか。
働く期間を3週間延ばし、3週間の産休を取ることにしました。
その理由をご紹介します。
産休を遅らせた理由① 在宅勤務だから
新型コロナの影響で、私の勤務先は、全面的に在宅勤務となりました。
私は、2月に一度出社したのが最後です。妊婦であることを上司が配慮して、出社しなくてもよいようにしてくれた背景もあります。
産休とは、おそらく通勤の負荷、勤務先で休憩をはさめない環境などを加味した制度ではないかと思います。その両方がない上に、「体調を優先しながら仕事してください」と言ってくれる上司に恵まれた環境では、働きたければ、6週間前から産休に入る必要もないのではと思うようになりました。
産休を遅らせた理由② 生活リズムを維持したい
出産まで、できれば普段どおりに過ごしたい。
私は7時半に業務開始、16時すぎに業務終了という一日を過ごしていて、この朝型ルーティンを気に入っています。
でも仕事がなければ、だんだんと生活リズムが崩れていく性格であることもわかっています。
産休を遅らせた理由③ 収入アップ
産休中は、給与の約2/3が健康保険から支給されます。
働かなくてもこれだけ入るなんてすばらしいですが、フルタイムで働けば満額もらえます。
私の場合は、マレーシアから帰国して、わずか1年足らずで産休に入ることから、できるだけ長く働いて、今の部署で一つでも多く実績を残したい思いもありました。
有休はしっかり使いきる
産休間近の時点で、今年度中に消えてしまう有休が1週間以上残っていました。
ですので「3週間の産休をとる」と言っても、その中身は「有休消化+産休」で3週間です。
会社にもよるかと思いますが、私の勤務先では産休に充てる有休も満額出ますので、しっかり使いきりたいと上司に伝えました。
なぜ産休を3週間にしたか
職場に迷惑をかけないためです。
出産予定日である40週目ぴったりに生まれてくればよいですが、思う通りにはいかないでしょう。早ければ37週にも生まれてきます。
ギリギリまで働くことにしていて突然入院となれば、業務だけでなく手続(書類提出、パソコンや携帯の返却など)で周りの手を煩わせることになります。そのようなことにならないよう、37週となる週からは、自分の思いはどうあれ、産休を取ろうと決めました。
チームや人事からは、妊娠期間中、既に多くのサポートをもらってきました。最後まで面倒をかけることのないよう、予測できるトラブルは火消ししておきたい。加えて、産休とはどんな感じなのか少しは体験してみたくもありました。
3週間の産休中にやりたいこと
・不要品処分など、家の中をすっきり
・散歩兼ウインドーショッピング、好きなカフェに行く
・読書
・米国株投資。出産までに投資対象を決めてスタートしたい
・ブログ作りの勉強
・ドイツ語学習
・もう一度、歯科でクリーニングをしておきたい
以上、私の産休についてご紹介しました。ご参考になれば幸いです。