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10年使ったカルティエの腕時計を売却した理由

今週末、カルティエの腕時計(タンクソロSM)、グッチの古い腕時計、フェンディのバッグ(バゲット)を売却しました。

目次

時計を手放した理由

・使う頻度が減った
休日はもちろん、出社時にも腕時計をしなくなりました。キーボードに時計が当たるので、ついつい外して机の上に置いてしまうからです。

・ブランドに頼る必要がなくなった
このタンクソロSMは、30歳になった自分への記念品でした。当時はこれを身に着けると自信になり、時計以上の役割を果たしてくれました。「気分が上がる」というやつです。しかし今はその効果もなく、この時計は役目を終えたように思います。

・この時計にコストをかけたいと思わなくなった
この時計を持ち続けるということは、通常の電池交換に加えて、3〜5年毎にオーバーホールをするということです。2021年時点でのオーバーホール費用は33,880円でした。加えて店舗に持ち込む時間・労力もかかります。そこまでして、高級時計を維持したいと思わなくなりました。
前回のオーバーホールについての記事はこちら⇒カルティエの腕時計修理、そして時計の要・不要について

・自分の持ち物を一度リセットしたくなった
この5年、私には大きな変化がありました。結婚、海外からの帰国、東京暮らしの再スタート、新型コロナウイルスによる生活の変化、妊娠・出産・子育て。それに伴って、モノ・カネ・時間への考え方も変わりました。過去の愛用品もいつのまにか自分に合わなくなり、今の自分に合うものを揃えたいと思うようになりました。

・売却するなら日本でと思った
5年以内に海外移住を考えており、使わないものは日本で手放してから移住したいと思っていました。

売却のポイント

・時間的余裕のある日に実行すべし
その他のアイテムも合わせて計5点を査定に出したところ、どのお店でも30分から1時間弱の待ち時間がかかりました。加えて提示額の有効期限はその日限りなのだそうです。

・相見積もりは必須
私は3店舗回りました。見積の最高額と最低額とでは数万円の差が出ました。査定の待ち時間を考慮すると、お店を回れば回るほど時間的に非効率になっていくので、「3店舗」「5店舗」と、自分が納得できる店数をあらかじめ決めておくとよいですね。私の場合は3店舗回って、納得の金額で買い取ってもらえたので、取引後は晴れやかな気分になりました。

売却後の気持ち

・後悔はない
もう使わないと決めたものを、捨てることなく買い取ってもらえたので、まったく後悔はありません。「使わないものが家の中にある状態」から解放されてスッキリしています。生きていくために必要なものってそれほど多くないのだなと改めて思います。

・次の買い物は慎重にしたくなる
売却にはコストがかかります。売却前に品物を手入れし、お店を選び、持ち込んで査定してもらうといったコストです。
また、モノによっては思ったより低い買取価格となります。
例えばフェンディのバゲット。10回ほどしか使わず美品だったものの、買取金額は、購入時のなんと約30%でした。お店の方によれば、フェンディは模倣品も多く、値下がりしやすいバッグなのだとか。あのバッグは2021年、マレーシアで駐在員をしていた頃、疲れていてストレス発散的に買ったものでした。このような買い方は二度としてはいけないなあと痛感。

買うなら、ボロボロになるまで自分で使い倒したいもの、あるいはリセールバリューの高いものを厳選しよう。

逆に腕時計は、購入時の85%程度の金額で取引されました。10年弱も使ったのに!こちらは最後までよい買い物でした。

40代以降を生きる相棒探しの素地は整いつつある

手元には、売却したいティファニーのネックレス2点がまだ残っています。
これも数店舗の査定を経て、売り先に持ち込むところです。
私のジュエリーは結婚指輪のみ、そしてバッグは2点のみになります(グレゴリーのリュックとサコッシュ)。

ここからゆっくり、ほしいものを集めていこうと思っています。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

1982年生まれ、A型。会社員。2014年よりドイツに3年半、マレーシアに2年半、駐在員として海外で働く。2020年10月、コロナ禍の中、本帰国。現在はドイツ人の夫、2021年生まれの娘と、都内で三人暮らし。
趣味は朝ヨガ。好きな食べ物はダークチョコレート。

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