2022年8月から歯科矯正ライフを送る中で、思いがけず大活躍しているアイテムについてご紹介します。
今回は、パナソニックの口腔洗浄器「ジェットウォッシャー ドルツ EW-DJ42-W」です。
妹の一押しアイテムだった
私よりも1年先に歯科矯正を始めた妹が「もっと早く出会いたかった」と何度も言っていたのがこのアイテム。
歯科矯正中は、ワイヤーがあったり、移動中の歯と歯の間に大きなスキマができたりと、どうしても食べ物がつまりやすい。これを取り除こうとすると、毎回かなりの時間を要して疲弊してきます。
そんなときに役立つのが、ジェットウォッシャー。これまでは軽く10分はかかっていた作業が、ものの1分で完結します。
朝昼晩と1日3回、歯を磨くとして、この時間と労力がなくなることが、どれだけ快適なことか。
1万円以上の商品ですので、安くはありません。
購入ボタンを押すのには少々勇気がいりましたが、歯科矯正を初めてまだ2か月程度しか経っていなかった私も「もっと早く出会いたかった」と思いました。
想像以上の効果
驚いたのは、細かい食べかすや、絡まった野菜の繊維などが本当にたくさん、しかも考える必要なしに出てくることです。強力なジェット水流がそれらをしっかりと押し出して洗い流してくれるからですね。
ピンセットや爪楊枝で同じことをしようとすると、鏡を見ながら「ここにあるな」と目で確認し、一つ一つ取り除かなくてはなりません。しかし、これなら何も考えずに歯全体に水流を当てるだけで、食べかすが勝手に出てきてくれます。
買うなら「EW-DJ42-W」がおすすめ
パナソニックからは複数のモデルが出ていて、公式サイトで確認できます。
私は最初、タンクの形が末広がりになっているハンディタイプ「EW-DJ55」と使っていました。
約1年後、「EW-DJ42-W」(円柱型のハンディタイプ)に買い替えた結果、私に合っていたのは間違いなく後者でした。
ご参考までに、末広がりタンクの「EW-DJ55」のリンクも貼っておきますね。
これから製品比較の文章が続きますので、色でわかりやすく示していきますね。
「EW-DJ42-W」(円柱型タンク) ←私はこちらのほうがおすすめ
「EW-DJ55」(末広がりタンク) ←以前使っていたもの
このような色付けにしておきましょう。
「EW-DJ42-W」をすすめる理由
タンクが洗える
「EW-DJ42-W」 タンクを丸洗いできます。食器用洗剤とスポンジで、常に清潔に保つことができます。
「EW-DJ55」 タンクが洗えません。取扱説明書には「タンク内をよく乾燥させましょう」とありますが、それにも限界があり、使い始めて1年が経つ頃の真夏に、カビを発生させてしまいました。
コンパクト設計
「EW-DJ42-W」 オフィス、出張、旅行にも持ち歩きやすいのはこちら。スリムな円柱形なのでかさばりにくく、充電器も持ち歩きに適した形状。
「EW-DJ55」 こちらのほうが大きめなので、バッグの中で場所を取ります。加えて充電用のトレイがあるので、さらに場所を取ります。逆に言えば、トレイの上に自立させることができ、置けばすぐさま充電が始まることはこちらの利点。持ち運ぶ予定のない方はこちらを検討してもよいかも。
タンク容量が適切
「EW-DJ42-W」 小さめタンクですが、容量十分です。だいたい1回の給水で歯の掃除は完了しています。たまに、しつこい汚れを取るのに一度の給水では足りなかったとしても、給水はまったく手間ではありません。
「EW-DJ55」 タンクの容量は十分です。
価格
「EW-DJ42-W」 若干安価。
「EW-DJ55」 3,000円ほど高め。商品が自立することと、充電用トレイがあることが大きな差。
以上の比較から、これから新しいジェットウォッシャーを買う方には「EW-DJ42-W」をおすすめしますが、それぞれ長所・短所はありますので、検討材料になればと思います。
使用時の不安について
ここからは、購入前に私が心配していたことをまとめてみます。
水流が痛くないか?
水流を最大に設定しても痛くありませんでした。むしろ歯ぐきがマッサージされるような感覚です。
洗面台が水しぶきで汚れないか?
慣れれば、水が飛び散ることはなくなりました。口を閉じ気味にして、下を向いて使うことがコツかと思います。
矯正器具が取れてしまわないか?
この2年弱、取れたことはありません。器具が取れてしまうほど水流は強くないと思います。
これを使えばデンタルフロスは不要?
説明書にもありますが、歯垢が取れるものではないためデンタルフロスは引き続き必要です。
これぞ矯正中のマストバイNo.1
これのある・なしでは、歯科矯正中の食生活に大きな差が出ると断言できます。
歯磨きのことを気にすることなく食事メニューを選びたい歯科矯正中の方、ぜひ一度試してみてください。