最後の更新は2024年8月。
そこから半年以上、ブログは止まっていました。
この間、私は会社のビジネス英語コースを受講していました。
9月から2月まで、約半年間。
本帰国後4年が経ち、英語を使う場面がまったくなくなってしまったこと、
そして何よりこれまで体系的にビジネス英語を学んでこなかったこともあり、
「一度ちゃんとやってみたい」と思って、会社の募集に立候補しました。
勉強するだけで、精一杯の日々
このコースは、平日・休日を問わず1日1時間以上勉強することが前提のコースでした。
小さな娘のいる私の毎日は、夜10時からが自分の自由時間。
やりたくない日もあったけれど、土日で挽回しながら、どうにか走りきりました。
でも、精神的にはかなり追い詰められていました。
進捗状況は随時上司に報告されるので、手を抜くこともできない。
わずかな自由時間を勉強に充てることになったので、無になれる時間はゼロ。
次第に家庭の空気はピリピリし、夫に娘を預けることが増え、私は心ここにあらずの状態でした。
点数が下がった。その理由と、学び
このコースでは、受講前後に2度、スピーキングテストを受けます。
受講後の点数は、まさかの「受講前より下」。
その理由は明確でした。
受講前のテストでは、海外赴任で鍛えたしゃべり倒す英語で勢いよく話していたのに、
受講後のテストでは、「正しい構成」「決まった言い回し」に気を取られ、勢いをなくしていたからです。
しかもこの講座は、毎週どんどん新しいチャプターへ進む詰め込み型。
短期間で「やった気」にはなれるけれど、身についた実感は乏しいものでした。
それでも、やってみたことで得た答え
この半年間を経て、私が心に誓ったのは——
「意味の薄い勉強には、もう時間を割かない」
語学は筋トレやピアノと一緒。一度始めたら、生涯コツコツ続けるもの。
でも、今の私にとって最優先ではなかった。
そして、この詰め込み型も、私向きの勉強法ではなかった。
娘とのかけがえのない時間と引き換えにしたもの
私は3歳の娘と過ごす、貴重な時間の真っただ中にいます。
一瞬一瞬、成長を見逃したくないはずなのに、
この半年はストレスでイライラし、家族との距離を置きました。
がんばっていたのに、自己肯定感はどんどん下がっていきました。
私がほんとうに時間を使いたいこと
英語は、これからも必要なスキル。
でも今の私が時間を注ぎたいのは、「丁寧に暮らすこと」、そして「言葉を綴ること」。
思いを言葉にして残していきたい。
このブログを始めたときから、ずっとそう思ってきました。
それなのに私は、会社員として必要なスキルや知識を身につけることを優先し、
その思いに正面から向き合うのを、ずっと後回しにしてきました。
これから、もう一度書いていく
少しずつ、自分に戻ってきた今、
またブログに向き合っていこうと思います。