1月末から2月は、旅のベストタイミングならぬマストタイミングだと思っています。
年末年始の高揚が落ち着き、ますます厳しくなる寒さに鬱々とする。気分転換にもってこいの時です。
そんなわけで、真っ白で幻想的な雪景色と温泉を楽しもうと、群馬県みなかみ町の旅館「別邸 仙寿庵」に、家族で一泊しました。赤ちゃん連れにも素晴らしい場所でしたので、ぜひ紹介させてください。
移動時間
まず移動時間がちょうどいい。
東京から上越新幹線で1時間、加えてバス25分、そして旅館の送迎車で5分ほどで宿に着きます。
新幹線に乗り、都会とまったく風景の異なる中をバスで走るので、2時間もかからないのに、しっかり旅の気分を味わうことができます。
なお上越新幹線の上毛高原駅からバスへの乗り換えは、新幹線の時刻表に合わせているようです。新幹線を降りたら寄り道せず、まっすぐバス停に向かいましょう。私たちは間に合いましたが、あやうく乗り遅れそうになった家族がいました。
和室、そして露天風呂つきの客室
温泉に行くなら露天風呂つき客室がいい。(こちらの自論については過去のブログをご覧ください。)
加えて広い和室は、ハイハイが大好きな娘にとって最高に生き生き・伸び伸びと過ごせる場所です。
眺めてよし、遊んでよしの庭園
大きな窓から自然が一望できます。
庭園に出る際には、雪用のブーツ、防寒着、傘を貸し出してくれます。
雪そりも使えたので、久しぶりに滑ってみました。
一歩建物を出れば、車移動もなくいきなり雪遊びができる。これも赤ちゃん連れにはありがたい。雪を体験させることもでき、寒くなればすぐに部屋に戻ることもできるからです。
赤ちゃんへの、驚きのおもてなし
娘のサイズに合わせたオムツ5枚、おいしい食事と飲み物、作務衣と浴衣、庭園で遊べるこども用の雪そり。フレンドリーで娘にたくさん話しかけてくれる従業員の皆さん。まさに家族全員を宿泊客として迎えていただきました。
娘について、とにかく至れり尽くせりでした。外出時の子どもの持ち物にはいつもどこかで気が張っていることもあり、ほっと肩の力が抜けました。
私にうれしかったこと
デカフェのコーヒー
おいしいコーヒーを客室内に置く旅館やホテルは増えてきましたが、デカフェのコーヒーはまだまだ市民権を得ていません。街なかでデカフェを出すコーヒー屋さんを探すのもまだ難しいと思っています。ですので旅には必ず、ドリップバッグを複数枚、持って行きます。しかしこの旅館ではその心配さえも不要でした。
作務衣
浴衣は苦手です。キレイに着られない、動きが制限される、胴が苦しい。その点、作務衣はリラックスできます。こちらの作務衣はさらに胸の内側にボタンがあって、胸元の着くずれの心配も無用でした。
持参したほうがよいもの
抱っこ紐
旅館の入口でベビーカーを預けることになり、館内では使えません。
客室からお食事処、読書ルーム、ガーデンテラス、売店など、滞在中は歩く場面も多いので、抱っこ紐を持ってきてもよかったなと思いました。
ボディーローション
その他のスキンケアは一式揃っていますが、ボディーローションは部屋にありませんでした。
家族でまた行きたい旅館
リフレッシュという目的を十二分に果たせた今回の旅。
日本に住んでいるうちにいろいろな違った場所を訪れたいと思っていましたが、この旅館にはまた行きたい。次は緑の美しい季節か、紅葉シーズンか、あるいはまた真っ白な雪を見に?次回について、夫と楽しく語りながら帰路につきました。旅館の皆様、ありがとうございました。
以上、ご参考になれば幸いです。