新型コロナウイルスも落ち着き、私の職場でも海外出張をする人が出始めました。
そこで今回は、出張で荷物を少なくする工夫についてご紹介します。
私は6年ほど海外で勤務しており、ドイツ駐在時はスペインやイタリアなどの近隣国、マレーシア駐在時はマレーシア国内をよく出張していました。飛行機、鉄道、車と移動手段はさまざまあれど、荷物が少なければ少ないほど軽快に動けることは間違いありません。
できる限り、具体的なアイテム名とともに紹介していきたいと思います。
情報はデジタル化
駐在員1年目はノート、手帳、ペンを常に携帯していました。しかし駐在員6年目には、ノートをやめ、手帳をやめ、ペンと付箋を持ち歩いていました。必要な情報はすべてパソコン、携帯に入れておく。スケジュールもすべて携帯で管理しました。代わりにモバイルバッテリーが必須アイテム化しました。(ただし航空券やホテルの予約確認書は印刷して紙で持っていました。)
【愛用品】
・名刺管理アプリ「Eight」
・付箋紙(7.5×7.5cm)
・モバイルバッテリー
化粧品は統合
化粧品はかさばります。クレンジング、洗顔、化粧水、乳液、日焼け止め、化粧下地、ハンドクリーム、ボディローション、リップクリーム、シャンプー、コンディショナー。ぱっと書き出しても既に11アイテムです。
出張の数日間では、アイテムは統合します。また収納はポーチではなく、ジップロックを使います。軽量化でき、中身が漏れても心のダメージが軽いからです。
【愛用品】
・シュウウエムラのクレンジングオイル W洗顔不要に。
・イプサのME(エム・イー)やその他オールインワンジェル 化粧水と乳液を1本に。
・BBクリーム 日焼け止め・下地・ファンデーションを1本に。
・ランコム(国際線の免税店で手に入れやすい)
・アネッサ(一時帰国時に日本で購入)など
・ロクシタンのシアバター、ヴェレダのスキンフード、ニベア青缶など
ハンドクリーム、ボディーローションを1本に。シアバターのようなバーム状のものは液体物扱いされないため、飛行機移動にも便利です。ただしマレーシアの炎天下ではシアバターが溶けて容器からあふれ出ました。
・ディオールのマキシマイザー 唇のメイクアップと保湿を一本化。
衣類は最小限にする
例えば下着。一枚一枚は小さくても、数が増えれば意外にかさばりませんか。布の量が少ない下着はスペース節約になり、ホテルで洗濯しても乾きやすいメリットもあります。色はベージュに統一しておくとどんなアウターにも響きません。
動きやすさを重視するため、スカートは履きません。ユニクロのレギンスパンツに、足元はフットカバーにしています。レギンスパンツはたたみやすく、シワになりにくく、出先のお手洗いで床に布がずり落ちる心配がない点も気に入っています(特にマレーシアで重宝)。
靴は、バレエシューズ。ポインテッドトゥなら、なお仕事向き。またはショートブーツをよく履いていました。
インナーはTシャツ一択。プチバトーのクルーネックTは、ドイツでもマレーシアでもよく着ていました。ほどよい厚みと伸縮性のあるここちよい生地、そして首がつまっているので下着のチラ見えの心配がない優秀なTシャツです。
羽織はカーディガンか、ニット素材のジャケット。「折りたためるか」「シワになりにくいか」「軽いか」。この3点が選ぶポイント。さらに自宅で洗えれば完璧です。
【愛用品】
・HANKY PANKYのローライズタンガ
・ユニクロのレギンスパンツ
・COLE HAANのバレエシューズ
・TOD’S、Sergio Rossiのショートブーツ
・プチバトーのTシャツ
・RALPH LAURENのジップアップニット 7年ほど経っており、買い替えたいのですが、なかなか次のものが探せていません。
ストールは必須
「荷物はできるだけ減らそう」とは言うものの、ストールは例外。日焼け対策、冷房対策、移動中のブランケット代わり、気分を変えて羽織の代わりにもでき、1枚あると重宝します。
アイテムの色数は限定する
黒、白、ネイビー、ベージュを基本とすると、ユニクロのレギンスパンツのようなカジュアルなアイテムも、仕事向きに見せることができます。また色数を絞っておけば、出張中にどれを組み合わせてもまとまりが出ます。
いかがでしたでしょうか。出張だけでなく、旅行のご参考にもなれば幸いです。